RTX3060Tiを低電圧化する
あまり参考にならないメモ書きを残す。
そもそも低電圧化しようとした理由は、今現在自分がプレイしているゲームがそこまで負荷のかかるゲームではないので、せっかくだから消費電力抑えてRTX3060Tiを動かしたいなと思ったからである。
低電圧化のメリットとしては、以下の2点が挙げられるであろう。
- 消費電力を抑えられる
- 熱を抑えることができる
デメリットとしては、当たり前であるが、性能が少し落ちることである。
性能を上げたいのならばOCをする必要があるが、今回はその話はしないこととする。
自身の環境は以下の通り。
- OS:Windows 10 home(20H2)
- CPU:Ryzen5600X
- メモリ:16GB
- GPU:RTX3060Ti
使用しているグラボは玄人志向のGG-RTX3060Ti-E8GB/DF。安かったのと保証期間が3年と長かったのが買った理由。
低電圧化する際に用いたツールはMSI Afterburnerである。
バージョンは4.6.2.15745。
実際に低電圧化して検証してみる。
※検証ならば電力を図るべきであろうが、自分にはワットチェッカーを持っていないので参考にあまりならないかもしれないけどゆるして。
ベンチマークは自分が遊んでいるWorld of TanksのEncoreというもので試してみる。
レイトレーシングと書いてあるが、RTXのレイトレーシングコアは使わないやつなので注意してほしい。
デフォルト設定のRTX3060Ti
それでは、まずはRTX3060Tiのデフォルトのままの設定でベンチマークをした結果が以下である。
スコアの値は19611である。
Core Clockを-105Mhz下げたRTX3060Ti
MSI AfterburnerでCore Clockを-105Mhz下げた状態で検証してみた結果が以下である。
スコアの値は18865である。
デフォルトの設定と比べると800近く下がっていることがわかる。
中々落ちているので次はPowerLimitを下げて、Core Clockを上げる方針でテストしてみよう。
PowerLimitを80%に制限し、Core Clockを125Mhz上げたRTX3060Ti
MSI AfterburnerでPowerLimitを80に制限し、Core Clockを125Mhz上げた状態で検証してみた結果が以下である。
スコアの値は19490である。
先ほどの結果よりもスコアが向上しており、デフォルトの設定からもそこまで性能が落ちずに低電圧化できたのではないだろうか。
ちなみに、ファンの音がデフォルトの設定でベンチマークを行ったときは、全力でファンが回り、うるさかったが、この設定だとそこまで熱が出ないのか、全力でファンが回ることもなくなった。
ということで、おわり。