Windows11ではSandy Bridge世代のCPUはサポートされない
10月5日にリリースされるWindows11であるが、PCユーザで機能要件を満たしているユーザはどれくらいいるであろうか。

CPUでの要件は以下の通りである。
Intel系 → 第8世代Intel Core以降
AMD系 → AMD Zen 2以降
Qualcomm系 → Qualcomm 8シリーズ/7シリーズ
引用元:https://dic.nicovideo.jp/a/windows%2011
Sandyおじさんが使っているSandy Bridge世代のCPUは第2世代Intel Coreである。まるで要件を満たしていない…
Sandyおじさんとは?
Sandyおじさんとは何なのか、というのはニコニコ大百科の記事がわかりやすいので、目を通してほしい。
以下にリンクを張らせていただく。

Sandy Bridge世代のCPUが発売された当初は値段も安く、性能も大幅に向上したためかなりのお買い得商品であったのは事実。
しかし、Sandy Bridgeが発売されてから早10年、技術の進歩というものは早いもので、流石に性能的に厳しくなってきたのではないか…Sandy Bridge?
まずは現行のCPUとどれくらいの性能差があるのかを見てみよう。
Sandy Bridge世代のCore i7 2700Kと現行世代であるRocket Lake世代のCore i7 11700Kを比較してみよう。
以下のサイトで見てほしい。
中身を見てみると、2700KのCPU Markスコアは5629、11700Kのスコアは25109と単純比較するのはあまりよくない気がするが、単純比較すると5倍もの差があるようである。
しかし、11700Kは8コア16スレッドなので、4コア8スレッドの2700Kと比較するのはおかしいという考えもあるであろう。
ということで、Rocket lake世代の4コア8スレッドのIntel Core i3-10320のCPU Markを確認してみよう。
上記のサイトを見ると、Intel Core i3-10320のCPU Markスコアは10171のようである。
つまり、Sandy Bridge世代のCore i7 2700Kは現行世代ではCore i3の足元にも及ばないのである。悲しいなぁ。
以下がわかりやすくしたグラフ。
CPU Name | コア数 | CPU Mark | 世代 |
Core i7 2700K | 4コア8スレッド | 5629 | Sandy Bridge |
Core i7 11700K | 8コア16スレッド | 25109 | Rocket Lake |
Core i3 10320 | 4コア8スレッド | 10171 | Rocket Lake |
ちなみに、新しい世代のAlder lakeが発売されたので、上のRocket Lakeの世代は古い世代になったので、Alder LakeのCPU Markを追記しておく。
なんやかんや性能向上を果たしていることがわかるだろう。
Core i3は2022年の一月あたりに発売されるやらなんやら。
コスパの鬼になれるかどうか。
さらに追記
Alder lake世代のCore i3が発売されていたので更新。
もう今だとCore i3のスペックでも十分な時代が来てしまったので、軽い処理しかしないSandyおじさんはこれでいいのではないだろうか。
3DCGやら動画編集などの処理負荷の高いものをしたい人はi7、i5及びRyzen7以上の物を買うと良いだろう。(ここにRyzenの表は作成していないが)
CPU Name | コア数 | CPU Mark | 世代 |
Core i7 12700K | 12コア20スレッド | 29504 | Alder Lake |
Core i5 12600K | 10コア16スレッド | 23951 | Alder Lake |
Core i3 12100 | 4コア8スレッド | 13814 | Alder Lake |
今後Sandyおじさんはどう生きればいいのか?
Sandyおじさんが今後生きるのにはいくつかの選択肢があるであろう。
自身の考えを以下に下記する。
とっとと新しいのに買い替える
これが一番早く、しかもWindows11に対応できる選択肢である。
そろそろIntelの新しい世代のAlder Lakeが発売予定なのでそれを待つのも良し、AMDのZen3を買うのも良いだろう。
とっとと買い替えたいSandyおじさんは負荷の軽いブラウジングなどが主な用途であるので、Corei3辺りの安いCPUでも問題ないであろう。
価格コムで調べたらCorei3の値段は一万円くらいで買えるらしい。これならお財布の厳しいSandyおじさんでもなんとかなるであろう。

ネットブラウジングが主であるならば、Mac mini(M1)も選択肢としては良いであろう。Windowsのソフトウェアを使いたいときはあまり向かないが…
追記
Alder Lake発売がされたが、ハイエンドのCorei9は中々残念な発熱と消費電力だった…
しかし、Corei5ならまぁまぁコスパ良いので買ってもいいと思うが、メモリとマザボが高いので今買い換えていいかと言われたら難しい。
参考リンクを以下に貼る。

CPUはそのままで、Windows10に居残るorLinuxディストリビューションに乗り換え
第二の選択肢はこれ。
CPUなどを変えずにそのままWindows10に居残る、もしくはLinuxディストリビューションに乗り換えることである。
これならばお金を使うこともなく、今後も活動することができるであろう。
しかし、これは延命措置なのでいつかは死んでしまうであろう…
死んだときは新しいのに買い替えて解決。
結論
いつかは買い替えないといけないであろう。
そして、タイトルの答えであるが、まだまだSandyおじさんは死ななさそう…?